聞き手: 編集部 text: 野々下裕子 インタビュー/2010年12月17日 90年代から10年以上にわたり、有志によって続けられている「青空文庫」。主に著作権が消滅した文学作品を、テキストとXHTML(一部 HTML)形式で電子化し、マルチデバイスで利用できる数少ない電子コンテンツとして、電子出版ビジネスに多くの示唆を与えている。この青空文庫の呼びかけ人である富田倫生(とみた みちお)氏に、これまでの歩み、そしてこれからの方向を聞いた。 富田倫生氏 広島市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、1983年、ノンフィクションライターとして独立。30代の終わり、病気で取材・執筆活動ができなくなり、電子出版に希望を見出す。ボイジャーのエキスパンドブックと出合い、著書『パソコン創世記』(紙版は旺文社文庫版、TBSブリタニカ版)を電子本として制作。このブック上の
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