在英エクアドル大使館の外で、取材に対応する「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ被告=2017年5月19日、AP 内部告発サイト「ウィキリークス」創設者で、米国でスパイ防止法違反(機密暴露の共謀)などの罪に問われたジュリアン・アサンジ被告(52)が24日、英ロンドンの拘置施設から保釈された。ウィキリークスがX(ツイッター)を通じ、飛行機に乗り込む動画を公開した。米司法省が25日に米自治領サイパンの連邦地裁に提出した書面によると、アサンジ被告は検察側との司法取引に応じ、同罪で有罪を認める代わりに米国での収監を免れる見通し。 地裁が司法取引の内容を認めれば、26日に出廷して判決を受けた後、出身地のオーストラリアに帰国する予定になっている。ロイター通信によると、アサンジ被告は拘置施設を出て飛行機に乗り込んだ。サイパンに向かったとみられる。