参院決算委員会で、黒川弘務前東京高検検事長の訓告処分について答える森雅子法相=国会内で2020年5月25日正午、竹内幹撮影 森雅子法相は25日の参院決算委員会で、黒川弘務・前東京高検検事長を賭けマージャン問題で訓告処分にしたことについて、「法務省から検事総長に『訓告相当だ』と伝え、総長からも訓告相当と連絡があった」と述べ、判断主体は首相官邸ではなく法務・検察だったと強調した。ただ、森氏は22日の記者会見で「最終的に内閣で決定がなされ、検事総長に伝えた」とも述べており、処分決定に先立つ官邸と法務省の協議については「さまざまな意見が出た」と述べるにとどめた。主なやり取りは以下の通り。【青木純】 勝部賢志氏(立憲民主党) 今朝の報道にもあったが、もともと法務省で戒告が妥当ではないかと思っていて、内閣と協議した結果、訓告になったという報道があった。内閣とどのように協議し、どういう結果になったのか。
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