コロナ検査を「いつでも、だれでも、何度でも」~ニューヨークを目指す「世田谷モデル」 保坂展人区長は児玉龍彦名誉教授の助言を全面的に受け入れ、実行に移し始めた 保坂展人 東京都世田谷区長 ジャーナリスト 「世田谷モデル」が注目を集めています。 児玉龍彦・東京大学先端科学技術研究センター名誉教授が提案した「PCR検査」の実施規模拡大と、「社会的検査」を導入して積極的監視をはかる。そして、街頭で「いつでも、だれでも、何度でも」の大量検査を実現しているニューヨークを目指していくという内容です。 7月27日、世田谷区の新型コロナウイルス感染症対策本部の有識者との意見交換会で児玉教授から問題提起を受けました。 検査手法の工夫で検査数を大幅増 世田谷区でも、7月にやってきた「第二波」は、急激な感染者の増加を記録し、第一波の4月をすでに上回りました。 現在、世田谷区では1日最多で332件(8月3日実績)の