選挙スタッフが互いに距離を取るように掲示する中、東京都知事選候補者の街頭演説を聞く人たち=東京都新宿区で2020年6月18日午前10時39分、喜屋武真之介撮影(画像の一部を加工しています) 東京都知事選(7月5日投開票)が6月18日に告示された。告示3日前に、れいわ新選組代表の山本太郎氏が立候補表明し、現職の小池百合子氏の〝圧倒的優位か〟の構図が変わったかに見える。だが、告示直前の出馬の背景などを探ると、見えてくるのは選挙後を見据えたさまざまな思惑だ。 昨夏の参院選直前に、れいわ新選組を結党した山本太郎氏を一対一で取材した。新しい看板を掲げると野党票を取り合いになり、野党合流の流れに水を差すのではないかと問うと、山本氏はこう切り返した。 「逆です。私がやろうとしているのは、ここ何年も政治不信で眠っている票を新たに掘り起こすこと。そして、その票をバックに野党各党に対して『早く一つになるべきだ
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