外出自粛で静かにたたずむ街。ネオンの明かりや街灯が余計に目を引いた(撮影/写真部・東川哲也)この記事の写真をすべて見る 藤田孝典(右):1982年生まれ。社会福祉士。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学客員准教授。反貧困ネットワーク埼玉代表/東浩紀/1971年生まれ。批評家、作家。「知のプラットフォーム」の構築を目指して創業した「ゲンロン」の元代表。新刊に『新対話篇』 新型コロナ感染拡大で、テレワーク可能か不可能かという「分断」が表面化している。コロナ後の社会では階級化の加速が懸念される。社会の歪みを是正するために必要なこと、期待することとは。批評家の東浩紀氏と社会福祉士の藤田孝典氏がオンライン対談した。AERA 2020年5月25日号から。 【写真】オンライン対談した東浩紀さんと藤田孝典さん * * * ──感染拡大によって、社会のあり方も大きく変わった。仕事のオンライン化が急