印刷 NHK会長の諮問機関「NHK受信料制度等専門調査会」(座長・安藤英義専修大教授)は12日、放送がインターネットでも同時送信される時代になることを前提に、ネット経由の視聴者からも受信料を徴収する新たな仕組みを提言した。 調査会は、松本正之会長に答申した「今後の受信料制度と運用に関する報告書」で、多メディア時代に公共放送の役割を十分に果たすためには、無線と有線の区別なく、受信料を財源としたサービスを供給する必要があると指摘。ネット視聴が可能なパソコンなどの所有者も受信料体系に組み入れる案を示した。 ただ、提言に示されたサービスの実施には、放送法の改正が必要となる。 関連リンクNHK受信料収入、過去最高6598億円 衛星契約増(6/29)