今夏も、電力使用のピーク時間帯（午前９時～午後８時）における節電が求められる中、同時間帯の電力使用量（販売に必要な電力は除く）をゼロにする自動販売機が登場した。日本コカ・コーラが富士電機リテイルシステムズと共同開発した｢ピークシフト型自動販売機Ａ０１１号機｣だ。 飲料を電力に余裕がある夜間に８時間冷やすことで、その後、冷却用電力を完全に止めた状態でも、最長16時間にわたって庫内の温度を５℃以下に保つことができるのだという。従来の自販機は、商品の一部のみを冷却して節電を行なっていたが、同自販機は夜間に全量を冷却。それら自体の冷却効果と、機器に真空断熱材を多用することで断熱性能を高めた。日本コカ・コーラによると「冷却用の消費電力は、従来の節電方式よりも少なくなるため、消費電力量は約10％の削減となる」という。 現在、猛暑で有名な埼玉県熊谷市周辺と岐阜県多治見市周辺でフィールドテストを行なってお

「LINE」は２０１１年６月のサービス開始から約１年で、ユーザー数５０００万人（うち日本国内２３００万人）を達成した。国内のスマートフォンユーザーの44％がユーザーであり、現在も上昇中。この割合はスマートフォンアプリの中でもトップクラスだ。サービスの主力は、トークと呼ばれるメッセンジャーと無料通話。過去にもこれらの機能を持つアプリは存在していたが、女性やスマホを使い始めたばかりのユーザーにここまで受け入れられたサービスは「LINE」以外にはない。 受け入れられた理由のひとつは、その簡単さだろう。スマホの電話帳（連絡先）に入っている友人・知人を自動的に「LINE」の「友だち」として登録できる。また自分の電話番号を知っている「友だち」からの登録も可能だ（このあたりは設定でコントロールできる）。ユーザーは電話番号にひもづいているのでＩＤなどの登録は不要で（※オプションとしてＩＤでつながることも可

●H＠CKER：北 真也さん（28歳） SEとして会社に勤務しつつ、自身のブログや「シゴタノ！」で情報発信。勉強会「東京ライフハック研究会」主宰。著書は『EVERNOTE情報整理術』『新時代のワークスタイル クラウド「超」活用術』。＠引っ越しを機に満員電車通勤となり、混雑した車内でも読める「オーディオブック」がお気に入り。小説からビジネス書まで幅広く読破中。http://hacks.beck1240.com/ 誰にでも気分が凹んだり、どうしてもやる気の出ない時はある。そんな時、サラリーマンライフハッカーの北真也さんが、愛用の『iPhone』からそっと開くのが、「オアシスノート」だ。「オアシスノート」とは、北さんが「Evernote」のノートブックにつけた名前。中には心に響く名言・格言から、好きなマンガのワンシーンまで、見れば元気になれるメモや写真がストックされている。 「自分を癒し、奮い立

ニンジン、ヘッドホンからの音漏れノイズ、そして、汚れた部屋。これが私にとって「悪寒が走るもの」ベスト３なのだが、夏に入る前から仕事が忙しくなり部屋の掃除ができないという問題に直面した。フローリングの床は、ホコリが目立つようになり、憂鬱な日が続いていた。 そして、この夏、ついに、秘密兵器を買うことを決意した。iRobot社製のロボット掃除機『ルンバ』を。留守中に隅々まで部屋をきれいにしてくれる爽快感は、何物にも代え難く、購入してからは、それこそルンバでも踊りたくなるような明るく楽しい気分になった。仕事から帰宅しても、いつも優秀な『ルンバ』がミッションを遂行してくれて、床がピカピカになっているからだ。余談だが、踊りの「ルンバ」はRumba。ロボット掃除機『ルンバ』はRoombaだ。 iRobot『ルンバ　780』7万9800円 ・本体寸法／最大幅353×高さ92mm ・質量／約3.85kg ・