阿部 「私たちの食卓に欠かせない魚の話題です。」 鈴木 「美味しそうなお刺身。 こちらはオリーブの葉をエサに混ぜ、魚臭さを抑えたブリ。 鮮度が長持ちするというタイもあります。 これらは、最新の技術で作られた養殖魚です。」 阿部 「こうしたもののなかには味や食感などで『天然を超える』といわれるブランドの養殖魚も登場しています。 そのカギを握っているのが『エサ』。 最前線を取材しました。」 三十年以上にわたり、天然の魚にこだわってきた、こちらの和食料理店。 去年(2012年)から使い始めたのが、愛媛産の養殖マダイ「鯛一郎クン」です。 背びれには、ブランドを表すタグがつけられています。 歯ごたえのある食感。 そして、うまみ成分のひとつ「イノシン酸」が天然よりも15%以上多く含まれていて、味は格別だといいます。 斉藤和洋さん 「うまみ、歯ごたえ、食感、まさしく天然を超えてお客様が素直においしい