菅政権の非常に強い料金引き下げ圧力を受け、携帯3社は2020年末から2021年初頭にかけ、相次いで料金プランの見直しを発表した。NTTドコモはahamoのインパクトだけで勝ち抜けるのか、ライバル他社は有効な対抗策を打ち出せているのか。各社が打ち出した料金プランとその狙いを改めて確認してみたい。 微修正を図るahamo、ソフトバンクはLINEで対抗 2020年に内閣総理大臣に就任した菅義偉氏が政権公約に掲げ、武田良太総務大臣を中心として業界に強い圧力をかけたことにより、急速に動きが慌ただしくなった携帯電話料金引き下げに関する動向。2020年12月末から2021年1月にかけて、大手3社の料金見直しが急速に進んでいるが、実質的にその火蓋を切ったのは、2020年12月3日に発表されたNTTドコモの「ahamo」だろう。 ahamoはスマートフォンに詳しい20代の単身者を狙ったプランで、契約やサポー
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