こうして、夜が明けた。 「今日は何も無いと良いけど…」 今日、学校へ行くと俺達3人は新しい担任に頼み事をされた。 「君達3人に是非とも僕等の生徒パトロールに協力してくれないか?」 「何で、俺達は出来るだけ穏やかに日常を過ごしたいので…」 「頼むよ。あの時の火野、君の実力は凄まじい物だった…だから、協力してくれないだろうか…⁈」 「…もし、あの時俺が戦ったからという理由で頼んでいるならお断りします。」 「何故…⁈」 「何故…って、簡単ですよ。俺は出来る限り目立ちたくないんです!俺の言っていること分かりますよね…⁈」 「…ッ。なら、何故あの時お前は戦った」 「あの時は、あれは怒り心頭だった上に、学校が襲撃されたことで戦わざるを得なかったから戦っただけです。」 そして、この日は何もなく終わり俺たちはそれぞれの家に帰った。 2週間後。 《ここで、速報が入ってきました。検察庁が20代半ばの女を筆頭と