©ProjectシンフォギアGX 最近、30分に満たないショートアニメを頻繁に見かけるようになった。「ニンジャスレイヤー」、「ミス・モノクローム」、「ビキニ・ウォリアーズ」、「洲崎西」。 アニメの企画会社からすれば、30分で1期分のアニメを作るよりもリスクを抑えられる。制作会社からすれば比較的規模の小さいプロジェクトをたくさん回せば経営が安定する。人気が出れば、メディアミックス(マンガ、ドラマCD、キャラクター商品、ラジオ、パチンコ・パチスロ等の展開)も視野に入る。 30分アニメ1本を作る製作費用は、ざっと1,000万円~1,500万円だ。この費用をペイさせるために、製作会社は元請け会社からの製作委託料で、資本を入れて製作委員会に参加できた場合は著作権の二次利用料で儲ける。 アニメ産業に関わる会社にとって、アニメの直接的な収入、つまり劇場アニメ、映像ソフト(セル/レンタル)、テレビアニメ(