『NOヘイト!』(ころから出版)という本が話題になっている。 出版社の若い編集者たちが、最近の「嫌中憎韓」本ブームを批判、このてのヘイト本にブレーキをかけようと「出版関係者の会」を結成。昨年7月には出版労連、出版の自由委員会と共に「『嫌中憎韓』本とヘイトスピーチ出版物の『製造者責任』を考える」というシンポジウムを開いた。 「嫌中憎韓」という言い方は昨年、6月17日朝日新聞が囲み記事で使ったもので、それをそのまま使っているのはいただけないが、ま、それはいい。 『NOヘイト!』を出版した「ころから出版」の木瀬貴吉社長は「『嫌中憎本』を書店に並べることは『ヘイトクライム』だ」とまで言っている。 本の中で、わが社が出している『韓国・北朝鮮を永久に黙らせる100問100答』(黄文雄著)、『中国を永久に黙らせる100問100答』(渡部昇一著)などをヘイト本とし「永久に黙らせる」ということは「殺すことだ