中央競馬の調教助手、厩務員で構成される4つの労働組合のうち、美浦の関東労、美駒労、栗東の関西労の3労組と日本調教師会の団体交渉(春闘)が23日午後0時53分に決裂した。事前の通告通り、ダービー前日の25日午前0時より24時間のストライキに入ることとなった。 前日22日の午後から行われた団交は同日夜に一時中断。この日の午前10時から再開されていたが、労組側がストライキ決行の期限に定めていた午後1時までに交渉が妥結に至らなかった。 今回行う24時間のストライキは昨年3月18日の競馬開催日(中山、阪神、中京)に3労組が行った開催ストライキよりも広範囲のものとされており、競馬開催業務はもちろん、トレセン内での厩舎作業などにも及ぶ可能性がある。 労使間では合意に至っていないものの、主催者のJRAは25、26日の競馬開催が通常通り行われるよう準備をしている。
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