石垣の保存管理について説明する北野教授 城跡の災害復旧に理解を深める「第15回全国城跡等石垣整備調査研究会白河大会」は18日から20日まで、白河市の白河文化交流館コミネスなどで開かれている。 文化庁、白河市などの主催。城跡がある自治体で毎年開催しており、県内では初めて。初日は小峰城跡の石垣修復などに携わる東北芸術工科大の北野博司教授が「災害と向き合う石垣の保存管理」と題して講演した。自然災害に備え、石垣をはじめとする文化財の補強の必要性などを説いた。白河市建設部の鈴木功次長も小峰城跡の修復状況を報告した。 19日はコミネスで仙台城跡や二本松城跡、熊本城跡の復旧状況をそれぞれの担当者が事例報告する。20日は関係者のみで小峰城跡を見学する。 19日の時間は午前9時から午後4時半まで。入場無料。問い合わせは白河市文化財課 電話0248(27)2310へ。 (2018/01/19 11:50カテゴ