社説[集団的自衛権容認]「平和主義」を葬るきか Tweet 全国 2013年7月29日 10時00分(23時間15分前に更新) 日本の防衛態勢は、この秋から来年にかけて、一大転換を遂げるかもしれない。 その中身を一言で言えば、中国や北朝鮮に対抗するため防衛力を強化し、集団的自衛権についても憲法解釈を変更し、行使を容認するというものだ。 「戦争のできる国」への脱皮は、憲法9条の平和主義を空洞化させる極めて危険な変化である。 防衛省は24日、年末に策定する新防衛大綱の中間報告をまとめた。離島防衛のため自衛隊に水陸両用機能を担わせることなどを盛り込んだ。 27日には、安倍晋三首相が訪問先のマニラで記者会見し、集団的自衛権の行使容認に向け検討作業を進めていく考えを明らかにした。フィリピンなどアジア3カ国の首脳にその旨を説明し、理解を求めたという。国会での十分な議論もないまま外国首脳に説明し、既成事
「3学期制戻す」要望大半 宜野湾市教委 Tweet 社会 2013年7月30日 09時36分(10時間51分前に更新) 【宜野湾】宜野湾市教育委員会(玉城勝秀教育長)の2学期制検証委員会の委員のほとんどが、3学期制に戻すことを要望していたことが29日、分かった。同教委は同日、普天間中学校校区の小中学校の保護者との対話集会を開いた。参加者20人からは「3学期制に戻してほしい」との意見が相次いだ。 同教委は、保護者や教員の声を受け2学期制を続けるか3学期制に戻すかを検討。昨年度に検証委員会を設置した。(1)2学期制の継続(2)改善して継続(3)3学期制に戻す-という選択肢から、検証委の委員のほとんどが「3学期制に戻す」を選んでいたことを報告した。 玉城教育長は「結果は重く受け止めないといけない」とした上で「学校経営の安定を考えると、導入から短期間で戻していいものか」と慎重姿勢を示した。 市教委
社説[TPP交渉参加]国民に積極的な説明を Tweet 経済 2013年7月26日 09時54分(20分前に更新) 日本が初めて参加したマレーシアでの環太平洋連携協定(TPP)交渉会合が閉幕した。 終盤では、遅れて合流した日本に対し現状を説明する集中会合が実施された。分野ごとの協定案とそれに対する各国の主張が書かれた膨大な資料も入手できた。 先行国はこの3年余りの間に、18回にわたる会合を重ねてきた。現時点で交渉はどこまで進展しているのか。日本は3年遅れの途中参加という不利な状況を挽回し、交渉を少しでも有利に進めるための糸口を見つけられたのか。そもそもTPPは国益にかなうものなのか。国民にとって不明な点は多い。 交渉参加国には、従来の通商交渉に比べ秘密保持が厳しく求められており、それを理由に、政府の情報発信は限定的なものにとどまっている。 しかし、交渉の行方は、国内の各種産業や私たちの生活
最強毒ダイオキシン、沖縄市のドラム缶から検出 Tweet 環境基準を超えた調査結果 [画像を拡大] 出土したドラム缶からサンプルを採取する作業員=2日、沖縄市諸見里・市サッカー場 [画像を拡大] 社会 2013年7月25日 09時30分(8時間16分前に更新) 米軍嘉手納基地跡の沖縄市サッカー場からドラム缶が見つかった問題で、沖縄防衛局は24日、ドラム缶の付着物と付近の水たまりからダイオキシン類のうち最も毒性が強い物質が検出されたと発表した。米軍が枯れ葉剤としてベトナム戦争で使った除草剤に高濃度で含まれ、奇形などの深刻な被害をもたらした物質。研究者は「枯れ葉剤があった証明だ」と断定するが、防衛局は「否定も肯定もできない」と説明している。 物質は「2・3・7・8-TCDD」と呼ばれるダイオキシン類で、「最強の毒物」といわれる。除草剤「2・4・5-T」(現在は販売・使用禁止)を作る時に副産物と
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