私がPCComputing(現在はPCJapanへ誌名変更)の編集部員だった頃(1996~2000)、同誌のウリがユーザビリティーテストや拷問テストといった、本家直輸入だったからか? 当時はかなり違和感だったことを覚えています。いや、それこそが雑誌のカラーだったわけですが……。 しかし、このユーザビリティーテスト、今考えてもとても興味深い体験でした。今のアクセスログ好きは、この時に開花したものだと思っています。 ユーザビリティーラボと呼ぶ施設には、マジックミラー越しにテスターの動きを監視するよう、天井にはカメラも付けられてました(左写真:提供は、このために探してくれたminamiさん)。編集部員は定型化されたシート上のタスクを淡々と読み上げ、テスターに実行してもらいその行動を数値化して記録するのです。このテストシート、Excelマクロのものでしたがかなり作り込まれてました(すみませんAcc