新種のボツリヌス菌が作り出す世界で最も毒性の強い物質が発見されて話題に!!スプーン1杯で都市が壊滅する威力!! Tweet 昨年、鳥インフルエンザウイルスに関する論文が発表されましたが、この論文の中で鳥インフルエンザウイルス以上に強力な毒素を作り出す細菌が指摘されていたことが明らかとなりました。その菌とは、医療にも用いられているボツリヌス菌の一種。新しい種類のボツリヌス菌が出すボツリヌス毒素(ボツリヌストキシン)が驚くほど強力だといいます。 新しく発見されたボツリヌス菌は、これまで確認されていた系統樹の7つの枝とは異なる8つ目の枝。ボツリヌス中毒症の乳児の糞便検体から発見されたものといい、「タイプH」と呼ばれています。 このタイプHが作り出す毒は、2ナノグラム(10億分の2グラム)を注入しただけで成人を死に至らしめ、13ナノグラム(10億分の13グラム)を吸入しただけで成人を死に至らしめ、