<サッカーai:関大一2-1八千代>◇3回戦◇3日◇市原臨海 応援席に掲げられた「月まで走れ!一高イレブン」という横断幕の応援もあり、八千代を1-2で破り、その期待に見事に応えた大阪府代表の関大一イレブン。「この時代に“根性サッカーか?”と言われるかもしれないけれど、選手たちには常々、気持ちで負けるなと言っています」と佐野友章監督。選手たちも試合開始直後から、前線からプレシャーをかけ、八千代に「予想以上に相手のあたりが強くて、プレッシャーが速かった」(FW石川誠也)と、思うようなサッカーをさせませんでした。 徹底した走り込みで培ったスタミナは、この一戦でも随所に現れていました。 「鹿実が3年間で地球1周分を走るという話を聞いたので、それならうちは月まで走ろうみたいなことを言ったんです」と佐野監督。地球1周分は約4万キロ。そして月までは約38万キロ。1人で達成するには到底無理な数字ですが、3