茨城県水戸市がサッカー・Jリーグ2部(J2)の水戸ホーリーホックに出資することが六日、分かった。出資額は五百万円で、十二月の市議会定例会に提出する一般会計補正予算案に盛り込む方針。同市は周辺八市町村にも出資を呼びかける予定で、それが呼び水になり新たな民間スポンサー獲得も期待できる。存続危機にあるホーリーホックの経営強化を図るとともに県央のクラブとして広く地域に愛されるようバックアップする。 (永山陽平) 水戸市の高橋靖市長は取材に「Jリーグのクラブは全国約千七百の自治体に三十八しかない。持ちたくても持てないのだから貴重。県央の活性化や教育に役立てたい」と出資理由を説明した。また、市のイメージアップに貢献してきたTBSの長寿番組「水戸黄門」が年内で放送終了することを念頭に「両方をつぶすわけにはいかない」と強調。笠間市、ひたちなか市、那珂市、小美玉市、茨城町、大洗町、城里町、東海村にも百万~二
福島第一原発の事故の影響で、福島、茨城、栃木、群馬の四県産の農産物のうち、政府から出荷停止を指示されていない品目までが返品されたり、売買契約が破棄される事態が起きている。農林水産省は卸売市場関係者や小売業界に適切に対応するよう要請。流通や外食各社では消費者の安心につなげようと自主検査に踏み切る動きも出始めた。 農水省は二十二日に、全国の卸売業者から市場での取引状況の聞き取り調査を実施。東日本の一部の市場で、四県産のレタスやチンゲンサイといった葉物について、小売業者から敬遠されて値が付かなかったり、小売業者が卸売業者との間で成立していた契約を破棄するなどの事例があった。 同省は「小売業者は『消費者から敬遠される』と考えたようだ。風評被害と言える」とする。市場が対象外品目を受託拒否した場合は卸売市場法に反するが、卸売業者と小売業者の間で行われるのは民間の取引で法令違反などには当たらない。同省は
ケーズデンキスタジアム水戸(水戸市小吹町)で十月三十一日に行われるサッカーJリーグ2部の水戸ホーリーホック対柏レイソル戦に向け、セブン−イレブン・ジャパン(東京都)が二日から、全国の店舗で七百十一円の格安チケットを発売する。
大洗町磯浜町の「幕末と明治の博物館」が運営していた財団法人常陽明治記念会から大洗町に寄付され、今月から町営としてスタートした。館長に就いた長嶺家光副町長は「町の観光客は夏が中心だが、北関東道の整備などで利便性が増す中、年間通して楽しめる観光文化施設として展開していく」と話している。 (北爪三記) 同博物館は、土佐藩出身で明治時代に宮内大臣を務めた田中光顕(一八四三〜一九三九)が、一九二九(昭和四)年に常陽明治記念館として創立。三一年に同記念会が設立された。
県内初の女子ラグビーチームが六日、発足する。メンバーは県内在住の小学生から高校生までで、初心者もいるが、二〇一六年の夏季五輪(リオデジャネイロ開催)から男女とも正式種目になる七人制ラグビーに選手を送り出すのが目標だ。 水戸市小吹町の「ケーズデンキスタジアム水戸」が昨年、リニューアルしたのをきっかけに、同じスタジアムを使うサッカーJリーグ2部(J2)の水戸ホーリーホックが県ラグビーフットボール協会に協力して設立。 チームの名前はサッカーと同じ「水戸ホーリーホック」。メンバーは四日までに小学一年から高校二年までの三十五人から応募があった。まずは、タックルなどがなく、けがの危険が少ないタグラグビーから練習を始める。トップリーグの現役選手らも指導に訪れる予定で、将来的には本格試合やJリーグの前座試合などへの出場も考えている。
宣伝下手を返上して本県の魅力を効果的に発信しようと、県は広報戦略を立てつつ自らも宣伝マンとなる「広報監」(次長級)のポストを新たに置き、公募で四月から採用することを決めた。広報監の下で実務を担当する「広報戦略室」も新設し、全国調査で魅力度が最下位という不名誉な現状からの脱却を目指す。
全国の小学六年生と中学三年生が四月に受けた全国学力・学習状況調査(学力テスト)の結果から、つくば市内の小中学生が全国最高水準の学力を有していることが、同市教育委員会のまとめで分かった。民主党が今後、学力テストの実施を大幅に縮小する方針を固めたのを踏まえ、市が学力の高さを積極的に公表する方針を決め、三日の会見で発表した。 (小沢伸介) 市教委によると、市内三十七校の小学六年約二千人の平均正答率は国語A73・4%、国語B56・7%、算数A80・7%、算数B59・4%。都道府県別平均と比較すると、一位の秋田県、二位の福井県に次ぐ水準だった。
二〇一六年夏季五輪の東京招致に、数多くの五輪選手を輩出し、スポーツの教育研究にも熱心な筑波大(つくば市)が一役買うことになった。開催機運の盛り上げに向け、九日に「東京オリンピック・パラリンピック招致委員会」との連携協定を都内で締結する。 同大ではメキシコなど三大会の体操で金を含む十二個のメダルを獲得した加藤沢男教授、ソウルの柔道銅メダリスト山口香准教授のほか、シンクロナイズドスイミングや陸上で十人以上の元選手が教員として勤めている。
出演するメンバーの逮捕を受け、活動を休止していたご当地ヒーロー「時空戦士イバライガー」が、「イバライガーR」として五日にも復活する。運営する制作委員会(解散)から引き継いだ新団体「イバラキ・ヒーロー・プロジェクト」(IHP)の黒田昌樹代表(25)は、「イバライガーとともに茨城を応援し、盛り上げていきたい」と話している。 イバライガーは、二〇〇七年八月にお披露目されると、子どもたちを中心に人気を集めた。しかし昨年九月、イバライガーに扮(ふん)していた委員会のメンバーが、戦隊ヒーローの衣装を無許可で製造・販売した著作権法違反容疑で、愛知県警に逮捕された。事件を受け、委員会は活動を休止、十一月に解散した。
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