ワシントン(CNN) トルコで起きたクーデター未遂で同国の政情が不安定化する中で、イスラム系テロ組織とも距離的に近いトルコの基地にある米国の核兵器について、安全上の懸念が浮上している。 専門家のほとんどは、米国がトルコにあるインジルリク空軍基地に核兵器50発を保有していると推定する。同基地にあるのは冷戦時代の核爆弾「B61」とされ、米国とトルコの関係に詳しいジャーマン・マーシャル・ファンドのジョシュア・ウォーカー氏は、同基地の核兵器の存在は「公然の秘密」と言い切る。 15日のクーデター未遂を受けて、トルコ当局はインジルリク基地を包囲して電力の供給を絶ち、基地周辺の領空を一時的に閉鎖した。 インジルリクは米国とトルコの合同空軍基地で、1950年代にトルコ南東部に設置された。過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」との戦闘でも重要な役割を担い、米軍がシリア空爆の拠点としてきた。 米
2016.07.26 (短文)トルコのクーデタと米国の核兵器 7月15日、発生したクーデタを鎮圧するためトルコ政府が同国上空の飛行を禁止したため、トルコ南部のインジルリク空軍基地で航空機の発着が一時できなくなった。 インジルリク空軍基地はシリアとの国境から約110キロの地点にあり、約50発の米軍の核弾頭が配備されており、この飛行禁止措置の結果、核兵器が一時的だがトルコ政府の管理下に置かれることとなった。同基地への電力供給も停止されたので、管理上問題が発生する危険もあったと見られている。 クーデタを鎮圧するためやむをえない措置であったが、核の管理は安全保障上絶対に間違いがあってはならないことであり、今回の措置がきっかけとなって、核兵器を欧州に配備することの是非にまで懸念が広がった。米国の主要紙やフォーリン・ポリシーなどの雑誌はこの問題についての報道や論評を掲載している。その主要点は次のような
ラスベガス(CNNMoney) スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の爆発的人気で私有地に迷い込むユーザーが相次ぐ中、米フロリダ州の電力会社が発電施設などに立ち入られる事態を防ごうと、サイバーセキュリティー企業のルッキング・グラスと契約してポケモン駆除に乗り出した。同社が4日、CNNMoneyの取材で明らかにした。 ルッキング・グラスのクリス・コールマン最高経営責任者(CEO)は「ポケモン駆除ビジネスを展開中」と話し、これまでのところ8社から依頼を受け、ポケモンGOのコードに手を加えて立ち入り禁止区域内のポケモンを駆除していることを明らかにした。その後同ゲームの開発元ナイアンティックに対応を促しているという。 ポケモンGOを巡っては全米の警察がユーザーに対し、民間企業や政府機関、宗教団体などの敷地に立ち入らないよう注意を呼びかけてきた。しかし私有地からポケモンを締め出す方法は確立されて
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