ピアノなどの演奏を学ぶ音楽教室から、日本音楽著作権協会(JASRAC)が楽曲の著作権料を徴収する方針を打ち出しています。教室側は、反対する署名運動をしたり、JASRACを東京地裁に訴えたりと、猛反発しています。練習段階の演奏でも、著作権料を支払わなければならないのでしょうか。専門家にも話を聞き、考えてみます。 「右手さんでメロディーを追っかけてみましょうか」。横浜市港南区のヤマハ音楽教室。4月上旬、幼児科のレッスンでは、4~5歳児9人が鍵盤が2段の電子オルガンを使って、サン・サーンスなどのクラシック曲や童謡を練習していました。 この日はたまたま著作権が切れた曲だけでしたが、教室全体では流行歌など著作権がある曲を演奏するケースは少なくないといいます。 教室を運営するフレンド楽器の大場基之会長は「著作権料を払うには月謝の値上げを検討せざるをえません。我々は音楽が好きな子どもを増やし、音楽市場を
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