経営戦略、とくに事業戦略・競争戦略に関する考え方は、目標達成に対して キーポイントがが「内的」なものであるか、あるいは「外的」なものなのかという区分と、 分析の主眼が「要因」にあるのか「プロセス」にあるのかという二つの区分に分けて整理することが出来ます。 こうして分かれた以下の4つの領域ができます。 ・資源アプローチ ・学習アプローチ ・ポジショニングアプローチ ・ゲームアプローチ これらのアプローチについてわかりやすい事例(プロ野球選手になりたい子供)を用いて説明していきましょう。 資源アプローチ プロ野球選手になりたいと思うと、まず上手にならないと話になりません。 つまり、自分の現状における実力を確認し、足りないと考えるスキルに対して、 素振りをしたり筋力を鍛えたりするなど自ら練習をして実力をつけようとするわけです。 このアプローチは、 「自分自身つまり内の能力を高め、野球選手になるこ