5月21日、米FRBは4月29─30日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表した。写真は2012年8月、ワシントンのFRB(2014年 ロイター/Larry Downing) [ワシントン 21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が21日に公表した4月29-30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨によると、異例に緩和的な金融政策の正常化に向け、具体的な議論を始めたことが分かった。 ただ、議論は「用意周到な計画作り(prudent planning)」の一環で、政策「正常化」の準備が整ったわけではないとし、FRBが必ずしも利上げに前のめりになってはいないことをうかがわせた。 <危機モードに幕引き>