こっそり検証をしていたら「トンデモない一行知識の世界」さんに先を越されてしまったのだが、参考にさせてもらいながら独自のネタも織り込んでやっていこう。 まずは『星を喰った男』が出版された経緯について説明しておく。1993年9月にバンダイから潮健児の自伝『星を喰った男』が発売された。この本で唐沢俊一は「編集・構成」を担当していたことになっている(唐沢は「編集構成を終えて」という文章を書いている)。 その後、『星を喰った男』は1996年9月に早川書房から文庫化されたのだが、この文庫版では唐沢俊一が編著者となっている。つまり、著作者の名義が変更されたわけで、潮氏の名前は「名脇役・潮健児が語る昭和映画史」というサブタイトルへと移動している。『星を喰った男』の著作者の名前が変わったことについて、唐沢俊一は文庫版の最初にある「文庫版読者の皆様へ」で次のように書いている。 本書は株式会社バンダイより一九九
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