アメリカではLGBTの割合が増えているが、特に若いZ世代でのバイセクシャルの増加が目立つという。同性婚が子供の頃から認められていたZ世代は男女という伝統的な二元的な考えにとらわれず、自らの性的志向や性自認を追求する。さらに、この傾向は特に女性に顕著だと米紙は分析する。 Z世代に増えるクィア ジャスパー・スワルツ(16)は、最近友人のほぼ全員が「何らかの形でクィアである」ことに気づいた。 メリーランド州で同性婚が合法化されたのは8歳の頃で、女の子に惹かれていることに気づいたのは12歳くらいの頃だった。そして、自らの性自認が男でも女でもないと明らかにしたのは14歳のときだ。ジャスパーはずっと前からインスタグラムでゲイのミームを閲覧したり、YouTubeでトランスジェンダーのインフルエンサーをフォローしたりしていた。 当時通っていたのはメリーランド州モンゴメリー郡にある多様性豊かな公立中学校で、