< 旬のもの季節のものを食べるのがイイんだよっていいますけどね 旬がなくなってないっすか? > まだ肌寒い風が吹き残る春三月ころ。毎年「春の山菜まつり」をやってくれている居酒屋さんがあります。 女将さんの友だちが山梨県出身で、その実家が雑木林の山をいくつか持っているっていう地元の資産家。 その友達のお祖父さんが山菜に詳しいんだそう。 田舎だからって誰でも山菜に詳しいってもんじゃなくって、どこで何が採れるかは一子相伝なんだそうです。 しかもなぜだか親から子、じゃなくって、祖父から孫に受け継がれるんだそうで、それは家族内でもヒ・ミ・ツなんだそうです。なんで一世代とばすのかについては、毎年同じ場所から採っちゃうとそこが荒れるから、らしいです。 山菜、なかなか奥深いもんなんですねえ。 ずいぶん前から、季節になってお誘いが掛かかると、スワッ! ってんで居酒屋一家4人総出で車で飛んでいく。 わんさか採
