フォームのプレースホルダー周りのセレクターは、今のところウェブ標準では:placeholder-shown擬似クラスとして定義されている。つまりプレースホルダー文字列が表示されているかどうかという状態を反映するもの。どうやらInternet Explorer 11はこれを踏襲した実装のようだ。対してChrome 31やFirefox 25では擬似要素として実装されており、プレースホルダーそのものを表現するセレクターになっている。できることはあまり変わらないのだけど、例えば背景画像の開始位置とかでズレが生じる。 以下のようなスタイルがあたっている入力ボックスにプレースホルダーが表示されているとする。 input[type="text"] { padding-left: 1em; } 左に1emの余白を取っているだけ。この場合、入力文字列は1emのところから表示されることになる。プレースホルダ