タグ

ブックマーク / ockeghem.hatenablog.jp (13)

  • はてなブックマークボタンがマイクロアド社の新ガイドラインに従ったらこうなる - ockeghem's blog

    すでにこちらでご案内の通り、私のブログ(徳丸浩の日記およびEGセキュアソリューションズオフィシャルブログ)に貼っていた「はてなブックマークボタン」により、読者の皆様の閲覧行動がマイクロアド社によりトラッキングされておりました。読者の皆様に断りなく不快な結果を強いていたことに対してお詫び申し上げます。既に当該ボタンは撤去しております。 その後、株式会社はてな社長の近藤淳也氏およびはてなの日記にて行動情報の提供をやめる旨のアナウンスが一昨日ありました(こことここ)。さらに、マイクロアド社からは、昨日以下のアナウンスがありました。 今後マイクロアドでは、ブログパーツや外部ボタン等、マイクロアドと直接提携関係にあるパートナー以外の第三者にあたる媒体・配信面に付与される可能性のあるものについて、それらの表示領域にマイクロアドからの行動履歴情報の蓄積を無効化するオプトアウトページへの導線設置を義務化い

    wakuworks
    wakuworks 2012/03/16
  • 書籍「Android Security」の暗号鍵生成方法には課題がある - ockeghem's blog

    書籍「Android Security  安全なアプリケーションを作成するために」は既に各方面で絶賛されているように、Androidアプリケーションの開発者には必携の書籍だと思いますが、新しい分野だけに、首をひねらざるを得ない箇所もありました。このエントリでは、同書第10章「暗号化手法」から共通鍵の生成方法について議論します。 はじめに 書籍「Android Security」(業界では「タオ」と呼ばれているので、以下タオと記述)の10章では、端末内のファイルを暗号化して保存する手法について説明されています。その際に問題となるのが、鍵の生成と保管の方法です。スマートフォン端末、とくにAndroid端末は、アプリケーションのリバースエンジニアリングとルート化の可能性は常にあるため、あらゆる場合にも破られない暗号化というものはありません。このため、守るべき情報資産と、想定する脅威(言い換え

    書籍「Android Security」の暗号鍵生成方法には課題がある - ockeghem's blog
  • 「SQLインジェクション対策」でGoogle検索して上位15記事を検証した - ockeghem's blog

    このエントリでは、ネット上で「SQLインジェクション対策」でGoogle検索した結果の上位15エントリを検証した結果を報告します。 SQLインジェクション脆弱性の対策は、既に「安全なSQLの呼び出し方」にファイナルアンサー(後述)を示していますが、まだこの文書を知らない人が多いだろうことと、やや上級者向けの文書であることから、まだ十分に実践されてはいないと思います。 この状況で、セキュリティのことをよく知らない人がSQLインジェクション対策しようとした場合の行動を予測してみると、かなりの割合の人がGoogle等で検索して対処方法を調べると思われます。そこで、以下のURLでSQLインジェクション対策方法を検索した結果の上位のエントリを検証してみようと思い立ちました。 http://www.google.co.jp/search?q=SQLインジェクション対策 どこまで調べるかですが、以前NH

    「SQLインジェクション対策」でGoogle検索して上位15記事を検証した - ockeghem's blog
  • 「徳丸本ができるまで」スライドを公開します - ockeghem's blog

    まっちゃ445などで発表に使用した「徳丸ができるまで」のスライドを公開します。 発表時の原稿の後半を少しカットして、最新の状況を加筆しました。 徳丸ができるまで View more presentations from Hiroshi Tokumaru [PR] 「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方」のDRMフリーPDFによる電子版が販売開始しました。 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践 作者: 徳丸浩出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2011/03/01メディア: 単行購入: 119人 クリック: 4,283回この商品を含むブログ (146件) を見る

    「徳丸本ができるまで」スライドを公開します - ockeghem's blog
  • YAPC::Asia Tokyo 2011でパスワードについてトークしました - ockeghem(徳丸浩)の日記

    既にこのブログでも報告しましたが、10月14日、YAPC::Asia Tokyo 2011でパスワードについてトークしてきました。スライドとビデオは以下のサイトにあります。 オフィシャルサイト HASHコンサルティング・オフィシャルブログ 私はWebアプリケーションのセキュリティを専門にしていますが、開発系のカンファレンスでしゃべる機会を増やしたいと思っています。Webアプリケーションの脆弱性は、つまるところWebアプリケーションのバグなので、開発者の方々にセキュリティのことを知ってもらわないと、脆弱性をなくすことはできないからです。 ということで、今年はYAPCの他に、PHPカンファレンスでもトークさせていただきました。PHPカンファレンスもYAPCも、トークを公募していて、誰でも応募できます。PHPカンファレンスの方は、昨年もトークに応募していて、文字コードの話をしました。このテーマは

    YAPC::Asia Tokyo 2011でパスワードについてトークしました - ockeghem(徳丸浩)の日記
  • YAPC::Asia Tokyo 2011でベストトーク賞3位をいただきました - ockeghem's blog

    YAPC::Asia Tokyo 2011で「Webアプリでパスワード保護はどこまでやればいいか」というタイトルでトークして、投票によりベストトーク賞3位というのをいただいたそうです。 「そうです」というのは、実は発表・表彰の際に会場にいなかったという大失態を演じたからでして、少しでも受賞の可能性を考えていたら万難を排して残っていたのですが、錚々たる方々がトークされるYAPCでベストトーク賞がいただけるなど思いもよらず、所用もあったため、その場にいなかったのです。 「その場にいなかったから賞は次点の方に」なんてことにならないかハラハラしました(というのは冗談で、選んで頂けただけで光栄です)が、JPAの牧さんから、賞品の送付先住所をメールして欲しいと連絡頂きましたので、これは当だったのだと確信して、このエントリーを書いています。私がその場にいなかったために、余計な手間を取らせてしまい、申し

    YAPC::Asia Tokyo 2011でベストトーク賞3位をいただきました - ockeghem's blog
  • CookieのDomain属性は *指定しない* が一番安全 - ockeghem(徳丸浩)の日記

    たまに誤解があるようですが、Cookieを設定する場合のDomain属性は *設定しない* のがもっとも安全です。以下、例示により説明します。 ※このエントリは、http://blog.tokumaru.org/2011/10/cookiedomain.html に移転しました。恐れ入りますが、続きは、そちらをご覧ください。

    CookieのDomain属性は *指定しない* が一番安全 - ockeghem(徳丸浩)の日記
  • 『よくわかるPHPの教科書』のSQLインジェクション脆弱性 - ockeghem's blog

    このエントリでは、数値型の列に対するSQLインジェクションについて説明します。 以前のエントリで、たにぐちまことさんの書かれた『よくわかるPHPの教科書』の脆弱性について指摘しました。その際に、『私が見た範囲ではSQLインジェクション脆弱性はありませんでした』と書きましたが、その後PHPカンファレンス2011の講演準備をしている際に、同書を見ていてSQLインジェクション脆弱性があることに気がつきました。 脆弱性の説明 問題の箇所は同書P272のdelete.phpです。要点のみを示します。 $id = $_REQUEST['id']; // $id : 投稿ID $sql = sprintf('SELECT * FROM posts WHERE id=%d', mysql_real_escape_string($id) $record = mysql_query($sql) or die(

    『よくわかるPHPの教科書』のSQLインジェクション脆弱性 - ockeghem's blog
  • PHPのイタい入門書を読んでAjaxのXSSについて検討した(3)~JSON等の想定外読み出しによる攻撃~ - ockeghem(徳丸浩)の日記

    昨日の日記の続きで、Ajaxに固有なセキュリティ問題について検討します。今回はJSON等の想定外読み出しによる攻撃です。これら攻撃手法は来ブラウザ側で対応すべきもので、やむを得ずWebアプリケーション側で対応する上で、まだ定番となる対策がないように思えます。このため、複数の候補を示することで議論のきっかけにしたいと思います。 まず、作りながら基礎から学ぶPHPによるWebアプリケーション入門XAMPP/jQuery/HTML5で作るイマドキのWeから、Ajaxを利用したアプリケーションの概念図を引用します(同書P20の図1-23)。 前回、前々回は、(5)のHTTPレスポンスの前後で、JSON等のデータ作成(エンコード)に起因するevalインジェクションや、(5)のレスポンスを受け取った後のHTMLレンダリングの際のXSSについて説明しました。 しかし、問題はこれだけではありません。正常

    PHPのイタい入門書を読んでAjaxのXSSについて検討した(3)~JSON等の想定外読み出しによる攻撃~ - ockeghem(徳丸浩)の日記
  • PHPのイタい入門書を読んでAjaxのXSSについて検討した(2)~evalインジェクション~ - ockeghem(徳丸浩)の日記

    昨日の日記の続きで、Ajaxに固有なセキュリティ問題について検討します。タイトルはXSSとなっていますが、今回紹介する脆弱性はXSSではありません。 作りながら基礎から学ぶPHPによるWebアプリケーション入門XAMPP/jQuery/HTML5で作るイマドキのWeから、Ajaxを利用したアプリケーションの概念図を引用します(書P20の図1-23)。 Ajaxのアプリケーションでは、XMLHttpRequestメソッド等でデータを要求し、サーバーはXML、JSON、タブ区切り文字列など適当な形式で返します。ブラウザ側JavaScriptでは、データ形式をデコードして、さまざまな処理の後、HTMLとして表示します。以下に、Ajaxのリクエストがサーバーに届いた後の処理の流れを説明します。 サーバー側でデータを作成、取得 データ伝送用の形式(XML、JSON、タブ区切り文字列等)にエンコード

    PHPのイタい入門書を読んでAjaxのXSSについて検討した(2)~evalインジェクション~ - ockeghem(徳丸浩)の日記
  • PHPのイタい入門書を読んでAjaxのXSSについて検討した(1) - ockeghem's blog

    このエントリでは、あるPHPの入門書を題材として、Ajaxアプリケーションの脆弱性について検討します。全3回となる予定です。 このエントリを書いたきっかけ twitterからタレコミをちょうだいして、作りながら基礎から学ぶPHPによるWebアプリケーション入門XAMPP/jQuery/HTML5で作るイマドキのWeというを読みました。所感は以下の通りです。 タレコミ氏の主張のように、書はセキュリティを一切考慮していない 主な脆弱性は、XSS、SQLインジェクション、任意のサーバーサイド・スクリプト実行(アップロード経由)、メールヘッダインジェクション等 脆弱性以前の問題としてサンプルスクリプトの品質が低い。デバッグしないと動かないスクリプトが多数あった 上記に関連して、流用元のソースやデバッグ用のalertなどがコメントとして残っていて痛々しい 今時この水準はないわーと思いました。以前

    PHPのイタい入門書を読んでAjaxのXSSについて検討した(1) - ockeghem's blog
  • もし『よくわかるPHPの教科書』の著者が徳丸浩の『安全なWebアプリケーションの作り方』を読んだら - ockeghem's blog

    たにぐちまことさんの書かれた『よくわかるPHPの教科書(以下、「よくわかる」)』を購入してパラパラと見ていたら、セキュリティ上の問題がかなりあることに気がつきました。そこで、拙著「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方(以下、徳丸)」の章・節毎に照らし合わせて、「よくわかる」の脆弱性について報告します。主に、徳丸の4章と5章を参照します。 4.2 入力処理とセキュリティ 「よくわかる」のサンプルや解説では、入力値検証はほとんどしていません。しかし、入力値検証をしていないからといって即脆弱かというとそうではありません。徳丸でも強調しているように、入力値検証はアプリケーション要件(仕様)に沿っていることを確認するもので、セキュリティ対策が目的ではないからです。 「よくわかる」の中で、私が見た範囲で唯一の入力値検証は、郵便番号のチェックをするものです。以下に引用します(「よくわ

    もし『よくわかるPHPの教科書』の著者が徳丸浩の『安全なWebアプリケーションの作り方』を読んだら - ockeghem's blog
  • phpMyAdminにおける任意スクリプト実行可能な脆弱性の検証 - ockeghem's blog

    phpMyAdmin(3.3.10.2未満、3.4.3.1未満)には、リモートから任意のスクリプトが実行可能な脆弱性があります。このエントリでは、この脆弱性が発生するメカニズムと対策について報告します。 概要 phpMyAdminには下記の2種類の脆弱性の組み合わせにより、リモートから任意のスクリプトを実行させられる脆弱性があります。 CVE-2011-2505 CVE-2011-2506 該当するバージョンは以下の通りです。 phpMyAdmin バージョン3.3.10.2未満 phpMyAdmin バージョン3.4.3.1未満 影響を受ける条件は、上記バージョンのphpMyAdminを使用していることに加えて、以下をすべて満たす場合です。 setup/index.phpとsetup/config.phpを外部から実行できる phpMyAdminのconfigディレクトリが存在し、PHP

  • 1