学習した時間と習熟度の関係性をグラフで表現したもの。習熟度は常に一定の割合で増加せず、学習の期間が長いほど習熟するスピードは早くなる。1885年にドイツの心理学者Hermann Ebbinghaus(ハーマン・エビングハウス)によって提唱された。 学習曲線は、横軸に試行回数や時間経過を元にした累積経験数、縦軸に正しい反応を示した数や所要時間などを元にした達成度合をとる。成長のステージとステップは、それぞれ3段階に分かれており、ステージは1st / 2nd / 3rd、ステップを「準備期」「発展期」「高原期」と、それぞれいう。 ①準備期 学習を始める段階であり、比較的簡単なステップになる。進度は進みやすいが、現時点では「成果」と呼べる状態には直結しにくい。 ②発展期 準備期に蓄えた力が発揮され、最も効率的に成長へ繋がりやすい期間となる。 ③高原期 次の発展期を迎えるために準備となる期間。頭打
できない人が質問をしに来ない、という傾向は、それなりにどこの会社でも見られるようである。 例えば新人が聞きに来ない、若手が聞きに来ない、あるいは「不出来なベテラン」だと、誰にも相談できなくて行き詰まる、なんて話もある。 つい先日も、あるテクノロジー系の企業で「聞きに来ないメンバー」をなんとかしたいが、どうすればよいか、という話があった。 聞くと、力量の低いメンバーの一人が、報告が苦手で、かつ聞きに来ないので、こちらがかなり監視をしているが、手間がかかってしょうがない、という。 仕事の進捗を入れたり、週報を書いたりするような社内システムもあるのだが 力量の低い人ほど入力率も低く、入力した報告の内容も拙いという。 結局、上司が直接、成果品を逐一覗いてチェックをしているそうだが、それも限界がある。 こまったこまった、という話だ。 * こういった事象について 「できない人」は、「何がわからないのか
新しいことを習慣にしたい。 本気で勉強に取り組みたい。 大変そうな仕事に着手したい。 その気持ちはあるのに、いざとなると「やる気が出ないなあ」と後回しにしてしまう……。そんなあなたに、「やる気」の正体を明かし、「行動力を一気に上げる5つのルール」をご紹介します! 「やる気」の正体 2種類の動機づけ 脳科学研究所の松元健二教授の説明を参考にすると、「やる気=人間の動機づけ」には、取り組むこと自体が目標の「内発的」なものと、報酬(賞金・ご褒美・名誉)を得ることが目標となる「外発的」なものがあります。 外発的動機づけは報酬がなくなると低下しますが、内発的動機づけは報酬がないままでも意欲が持続します。しかし、内発的動機づけでも、報酬を与えるなど外発的動機づけを行うと、意欲が低下してしまいます。 たとえば、もともと絵を描くことが好きな子供に、上手な絵を描くごとに褒美を与えるようにしてしまうと、目標が
高長恭は500騎を率いて北周軍に対して再突入し、洛陽城西北角の金墉城にたどりついた。しかし、包囲が厳しかったため、城の守備兵たちには高長恭の率いる部隊が味方かどうか分からなかった。そこで高長恭が兜を脱いで素顔をさらしたところ、味方であること知った守備兵たちは弩を下ろして開門し、このことにより北周に勝利したという。 https://ja.wikipedia.org/wiki/蘭陵王 こんにちは、シバタアキラです。 改めて、自分のこれまでについて振り返る日々です。幸いにもこれまで類稀なる経験から自分を成長させる機会に恵まれてきたと感じています。3年も経つと過去の自分が恥ずかしくなるような変化を感じるとともに、最近では自分の組織のメンバーの成長の手助けもできるようになりました。その中でキーとなるのは、何よりも自分自身に対する深い理解を持つことです。なぜなら、自分のことを理解して相対的に位置付ける
2022年4月1日から新体制がスタートしたロフトワーク。体制移行に伴い、創業者の1人であり会長の林千晶は、会長職を退きました。創業以来、ロフトワークのオープンな文化を牽引してきた林が、次に取り組もうとしていることはどういったものでしょうか。もう1人の創業者で代表取締役社長の諏訪光洋とともに、退任する理由や起業時のエピソード、そして「アクティブフルムーン」構想について、存分に語り合います。 林 「なんで退任するのか?」って、絶対これから多くの人に尋ねられるでしょ。だから諏訪くんの言葉も借りて、退任する理由を言語化しておきたいって思うんだよね。 諏訪 僕も「なんで林さん辞めちゃうんですか?」って聞かれるけど、うまく答えられないから「うーん、まあ、わがまま?」みたいに答えてる(笑)。 林 まず、ロフトワークを嫌になったから辞めるのではない。それは本当に。でもロフトワークのことを考えると、自然と「
くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。 著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。 新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。 情報戦の裏側 できれば起きてほしくない「不祥事」だが、起きてしまった後でも正しい広報戦略さえ取れば、傷を最小限に済ませることができる。企業不祥事はもちろん、政治家の選挙戦略、芸能人の不倫ネタまで、あらゆる事
プリンストン大学で英語とクリエイティブ・ライティングの学士号、ニューヨークの名門芸術大学プラット・インスティテュートでインダストリアル・デザインの修士号を取得。「喜びの美学」サイト創設者。世界的イノベーションファームIDEOのニューヨークオフィスのデザインディレクターを務め、ターゲット、コンデナスト、アメリカン・エキスプレス、ペプシコなど世界の名だたる企業や米政府のデザイン、ブランド戦略に携わった。デザインと喜びのエキスパートとして、ニューヨークタイムズ紙、ワイアード誌、ファストカンパニー誌などで取り上げられてきた。現在はIDEOフェロー。8年を投じて書き上げた本書は、アダム・グラント(『GIVE & TAKE』著者)、アリアナ・ハフィントン(ハフポスト創設者)、スーザン・ケイン(全米200万部『QUIET』著者)、デイヴィッド・ケリー(IDEO創設者)らに絶賛を受けた他、ダニエル・ピンク
ダイエットやビジネス、新しい分野の勉強など、1つのことを成し遂げるためには時間がかかります。どんな分野においても目標達成前に「うまくいかない」とやめてしまう人は多いものですが、そこには「思考の問題」が存在すると作家のイヴァイロ・ダーモンスキー氏は指摘しています。物事を達成するために必要な「3年ルール」について、ダーモンスキー氏が解説しています。 The Three Year Rule: How To Stay Motivated Working On A Long-Term Project | Durmonski.com https://durmonski.com/self-improvement/the-three-year-rule/ TwitterやFacebook、Instagramに何時間も費やしてしまう理由の1つに、「即時的なフィードバックを受けられること」があるとダーモンスキ
「はたらく幸せ」につながる7つの要因とは ではなぜ、「幸せ」であることが良いのでしょう。世界中の研究者から、幸せな人は創造性や生産性が高く、欠勤率や離職率が低く、健康で長寿であるという研究結果が報告されています。つまり幸せであることが、あなたのライフとワークに素晴らしい影響を与えるのです。 今回の調査では、まず働く人たちが「幸せ・不幸せ」を感じる場面の洗い出しを実施。その結果を基に質問項目を作成し、「はたらく人の幸せ/不幸せ診断」を開発しました。 はたらく人の幸せの7因子と不幸せの7因子は、図表2の通りです。 例えば、仕事を通じて新たな学びを得たり、成長したいという欲求を持っていたり、仕事や自身の活動を通じて社会や人の役に立ちたいという意識を持つ人は、幸せな状態であることが見受けられます。 反対に、慢性的な超過勤務で心身ともにストレスを感じていたり、正当な評価を得られていないという感情を抱
メジャーリーグベースボールのセントルイス・カージナルスでスポーツ心理ディレクターを務めるジェイソン・セルク氏が、数々のアスリートの心理を分析した本「Organize Tomorrow Today」には、パフォーマンス向上のための原則が8つ記されています。そのうち1つは「どんな分野でもトップになりたければ、『異常』にならなければならない」というもので、「普通」の人と差をつけるために「異常」になる方法が挙げられています。 Become Abnormal https://capitalandgrowth.org/answers/Article/3217401/Become-Abnormal ECビジネス向けの情報サイト「Capital&Growth」で「Organize Tomorrow Today」を紹介したjasper氏は、8つの原則の中で「『異常』になることが私の心に最も響いた」と語ってい
by Marcos de Madariaga 通常、笑顔は人に幸せを与えるものと考えられており、親しい人が笑っていると自分まで温かい気持ちになり、笑顔を浮かべたくなるものです。しかし、ピエロが甲高い笑い声を上げたりロボットがいきなり笑い出したりと、笑顔が人に恐怖を与えるシチュエーションも確かに存在しています。いったいなぜ人は笑顔に恐怖を感じることがあるのか、科学系ニュースサイトのLive Scienceが解説しています。 Why Is Laughter Sometimes Scary? https://www.livescience.com/63941-why-is-laughter-sometimes-scary.html ピッツバーグ大学で「恐怖」についての研究を専門にしている社会学者のMargee Kerr氏は、「恐怖の感情の多くは、私たちの期待や予測との不協和や侵害に基づくものです
①返信を直ぐにしない。 ⓶[自己検証]の概念がない。 ③約束を守らない。 ④時間に遅れる。 ⑤小さなことを疎かにする。 ⑥メモを取らない。 ⑦他者に対する想像力がない。 ⑧金にルーズ。 ⑨人の話を聞かない。 ⑩考え抜かない。 僕が考える、仕事の出来ない人の10の特徴。
by Send me adrift. 「あなたは人を操作しようとする」という発言が相手にとっての批判となるように、「人を操作する」ということは、悪いことだと考えらるもの。では、なぜ操作することが悪いことだと見なされるのか、そして「他人を操作する人」を見分けるにはどうすればいいのかを中央ミシガン大学の哲学の教授・Robert Noggle氏が述べています。 How to tell the difference between persuasion and manipulation | Aeon Ideas https://aeon.co/ideas/how-to-tell-the-difference-between-persuasion-and-manipulation 他人を操作することの例の1つとして「ガスライティング」という心理的虐待が挙げられます。ガスライティングという言葉は映画「
「なんか今日は、やる気が出ないな…」 そう思って「やる気を出す方法」をネットで検索してみると、目標を立てる、ご褒美を設定する、テンションが上がる音楽を聴く…とか、うーん、当たり前なことしか出てこない。 もっと目からウロコの簡単ライフハックはないのだろうか? …というわけで、東京大学教授で脳研究者の池谷裕二先生にお話をうかがってきました。
OATHの法則(オース・フォーミュラ)とはOATHの法則は、世界的に有名なダイレクト・レスポンス・コピーライターであるマイケル・フォーティン氏によって考案されました。 お客さんが抱える問題意識を次の4つのレベルに分類して、それぞれの頭文字をとって、『OATH formula(オース・フォーミュラ)』と名づけられました。日本では、OATHの法則(オースの法則)として広まっています。 O:Oblivious(無知)A:Apathetic(無関心)T:Thinking(考えている)H:Hurting(困っている)ちなみに「OATH」は、『誓い・宣誓』といった意味があります。 お客さんの問題意識は、一番上の「Oblivious(無知)」レベルの人ほどセールスするのが難しく、書くべきコピーも長くなります。一番下の「Hurting(困っている)」レベルに近づくほどセールスしやすく、書くコピーが短くても
注意力と集中力とは違う 注意力と同じように頻繁に使われるのが「集中力」です。注意力と集中力は同じような意味で使われることがありますが、この2つには大きな違いがあります。 集中力は、ひとつの物事に意識を継続的に向ける力です。例えば、周りが騒がしい中でも本を読める人や仕事に没頭して食事をする時間も忘れてしまう人は、集中力の高い人です。ただし、集中力が高いとそのことだけに没頭するので、周りに対する注意力は欠如してしまいます。 注意力は、ひとつの事物に集中しながらも周りに意識が払える力です。例えば、車を運転しながら歩行者や周りの状況に意識を払うのが注意力です。つまり、注意力がないと事故をおこしやすくなります。 スポーツの世界でも注意力は不可欠です。特にサッカーやバスケットボールなどの球技では、ゴールだけでなく周りの選手の動きを判断しなければなりません。 注意力には3つの種類がある ひとことで注意力
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く