タグ

ブックマーク / melborne.github.io (4)

  • Rubyにおけるスコープのおはなし

    今ここで「首相は誰?」と言ったら、答えは「安倍晋三」になります。ジュネーブの国際会議で「首相は誰?」と言ったら、答えは「不定」になります。しかし世界統一国家なるものが存在しうるなら、そこでの答えは「バラク・オバマ」になります。 つまり「首相」という語は環境依存です。 「首相」における環境依存性を排除する一つの方法は、それに名前空間、つまり対象限定子を付けることです。「日の首相は誰?」「世界統一国家の首相は誰?」と言えば、どんな環境にあろうとも「首相」という語が指す対象は一意です1。 Rubyの定数 Rubyにも名前空間の機能があるので、環境依存性を排除した首相を実装できます。 class Japan PrimeMinister = 'Shinzo Abe' end class UK PrimeMinister = 'David Camelon' end class Germany Pri

  • Procを制する者がRubyを制す(嘘)

    RubyのProcの説明は巷に溢れているから今更感があるけどここ数回Procを使ったネタを書いていたらProcがかわいくなっちゃってもっとみんなにもProcのこと知ってもらいたいという欲求が生まれてきたからProcについての基的なことを僕なりのやり方でここに書くよ。長いよ。 Rubyの関数(メソッド) Rubyにおいて関数(メソッド)はファーストクラス(オブジェクト)ではありません。つまり文字列や数字や配列などの他のオブジェクトとは異なって、Rubyではそれを直接変数に代入したり、他の関数に渡したりすることはできません。 def square(n) n * n end sq = square # squareメソッドを変数sqに代入してみる # ~> -:1:in `square': wrong number of arguments (0 for 1) (ArgumentError)

    Procを制する者がRubyを制す(嘘)
  • IRB それはRubyistの魔法のランプ

    IRB 名前を聞けば誰でもわかる 超有名なライブラリ IRBを知らなけりゃ それはもぐりのRubyist :$ IRB 全部のRubyに付いてくる あなたとRubyの対話の窓口 できないことがあるのなら irbと打ってみよう rubyと打ってもダメですよ IRB それはRubyistの魔法のランプ こすれば何かが現れる IRB それはRubyistの魔法のランプ こすって願いを叶えよう I RuB you I RuB you :TO IRB 色気がないのはご愛嬌 色がいるなら .irbrcしてください 補完だってインデントだって そうしたいならプロンプトだって あなた色に染まります IRB それでも不満があるのなら wirble fancy_irbが色付けします デバッグするならpp ap y g -d table viewにq o c エディタいるならie sketches使ってね コマ

  • RubyでANSIカラーシーケンスを学ぼう!

    CUIの世界は地味な世界です。真っ黒なターミナル画面に単一色の文字列。それが却って落ち着くという向きもありますが、今となってはその地味さは際立っています。 ターミナルで色を使う方法を学ぶことで、新しい世界が開けるかも知れません。 ようこそANSIカラーの世界へ! エスケープシーケンス ターミナルで色を使うためにはエスケープシーケンスというものを利用します。エスケープシーケンスはターミナル上で色を含む特定の制御を実現するための特殊な文字列です。 これによりターミナル上に赤文字で「hello」と出力されます。この”\e[31m” “\e[0m”の部分がエスケープシーケンスです。”\e[31m”はそれ以降を赤文字で出力する制御命令、”\e[0m”はそれ以降を初期状態へリセットする制御命令です。 シーケンス中の数字において、30~37は文字色、40~47は背景色、0~9は文字装飾に割り振られていま

  • 1