福島県が、原発事故時に0~18歳だった全員に、生涯にわたり甲状腺の検査をすることを決めたそうです。 東京新聞7月25日 「甲状腺を生涯検査 福島県、18歳以下36万人」 それは、やったほうがよいです。もちろん。 しかし...、もっと早くできることがありました。ヨウ素-131が子どもの甲状腺に残っているうちに、外から喉の放射線を測定することです。それをしてあると、検査と予防が効果的にできます。 原発事故後の子どもの甲状腺ガンは、ヨウ素-131の甲状腺への蓄積によって起こります。チェルノブイリで多発しました。 福島事故の場合、ヨウ素-131が人体に取り込まれたのは、主に3月下旬~4月上旬くらいです。この時期、野菜に放射性物質が降りかかりました。食品の検査体制はできておらず、どの食品に放射能が多いかは、まったくわかりませんでした。今も、わかっているのは、ほんの一部です。 5月くらいまでなら、甲状