2021年9月28日のブックマーク (3件)

  • 「反日」を一掃せよ|李琴峰

    7月中旬、芥川賞を受賞した数日後のことである。ネット上で、そこそこ人気のある某右翼ライターがある記事を発表した。受賞会見をしている時の私の顔写真とともに掲載されたその記事によれば、「李琴峰の芥川賞受賞は、反日左翼による日台離反工作かもしれない」だそうだ。 ファンタスティック! この方のほうが私より小説を書くのに向いているかもしれないと思われるほどの、すさまじい想像力だ。これからも小説でご飯をべていく者として、このライターの宣伝にならないよう、ひとまずここでは彼の名を伏せて、S氏と呼ぶことにしよう。S氏の該当記事の論旨は、ざっとこんなものだ。 「李琴峰は安倍前首相を批判した反日クズ原文ママだ。こんなクズに芥川賞が与えられるなど、芥川賞も随分と安っぽい賞に落ちたものだ。実際、日の文学界は左翼と反日作家に乗っ取られて久しい。村上春樹などの反日文学者ばかりがチヤホヤされるから反吐が出る。しかし

    「反日」を一掃せよ|李琴峰
  • 矢野了平&日高大介の生態と「謎解き」驚異の進化 【令和テレビ談義】~クイズ作家編~<1>

    YouTube・サブスク動画配信サービスの台頭、視聴率指標の多様化、見逃し配信の定着、同時配信の開始、コロナ禍での制作体制――テレビを取り巻く環境が大きく変化する中、最前線にいる業界の“中の人”が語り合う連載【令和テレビ談義】。 第3弾は、数多くのクイズ番組を手がけ、『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)でも話題となったクイズ作家の矢野了平氏と日高大介氏が登場。『今夜はナゾトレ』を手がけるモデレーターのフジテレビ・木月洋介氏を含めた3人で、「クイズ番組」についてとことん語り合うテレビ談義を、5回シリーズでお届けする。 第1回は、四六時中クイズに向き合う矢野氏&日高氏の生態、そして近年のヒットである「謎解き」の進化に迫っていく――。 (左から)矢野了平氏、木月洋介氏、日高大介氏 ■チョコプラのコントになった2人 ――矢野さんと日高さんは『プロフェッショナル』で、学生時代からクイズ番組の

    矢野了平&日高大介の生態と「謎解き」驚異の進化 【令和テレビ談義】~クイズ作家編~<1>
  • 『アタック25』の終了と視聴者参加クイズの今 【令和テレビ談義】~クイズ作家編~<2>

    YouTube・サブスク動画配信サービスの台頭、視聴率指標の多様化、見逃し配信の定着、同時配信の開始、コロナ禍での制作体制――テレビを取り巻く環境が大きく変化する中、最前線にいる業界の“中の人”が語り合う連載【令和テレビ談義】。 第3弾は、数多くのクイズ番組を手がけ、『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)でも話題となったクイズ作家の矢野了平氏と日高大介氏が登場。『今夜はナゾトレ』を手がけるモデレーターのフジテレビ・木月洋介氏を含めた3人で、「クイズ番組」についてとことん語り合うテレビ談義を、5回シリーズでお届けする。 第2回は、この10月改編でレギュラー番組が消滅する「視聴者参加クイズ」がテーマ。老舗の『パネルクイズ アタック25』は、なぜ46年の歴史に幕を下ろすことになったのか。様々な角度から分析しつつ、26日放送の最終回1時間SP「史上最強のチャンピオン決定戦!」(12:55~)

    『アタック25』の終了と視聴者参加クイズの今 【令和テレビ談義】~クイズ作家編~<2>