愛犬が重い病気にかかったとき、あなたはどのような選択をするでしょうか。手術、投薬、治療をしない。ともに歩んできた家族がその子の幸せを願って、必死に考えて下した判断であるなら、どのような最期になろうとも、愛犬は幸せなのではないでしょうか。それがたとえ、安楽死だとしても…。 日本では愛犬を安楽死させる飼い主さんは少ないと思いますが、アメリカでは安楽死という選択はもっと身近なものです。私は日本に生まれ、その後アメリカに移住して犬たちと暮らしています。実際アメリカで触れた安楽死について、ご紹介させて頂きたいと思います。 アメリカでは犬を安楽死させることも 飼い主さんや獣医師の意思・意見で犬の命を終わらせてしまう安楽死。どんなに愛犬が苦しんでいたとしても、飼い主さんの意思で愛犬の生を終わらせてしまうことは、なかなか決断できないことなのではないかと思います。 しかしアメリカでは、愛犬が治療をしても回復