エリノア・オストロム (Elinor Ostrom、1933年~2012年)。インディアナ大学教授。2009年10月12日、オリバー・ウイリアムソンとともにノーベル経済学賞を受賞した。 米インディアナ大教授で、女性初のノーベル経済学賞受賞者のエリノア・オストロムさんが亡くなった。12日朝、がんのため米インディアナ州の病院で死去。78歳だった。オストラムさんは森林や河川など共有資源(コモンズ)の保全管理に関する研究で知られる。 オストラムさんは、1933年、ロサンゼルス生まれ。2009年にカリフォルニア大学のオリバー・ウイリアムソンとともに、ノーベル経済学賞を受賞した。 訃報に際し、インディアナ大学のマイケル・マクロビー学長は、彼女が生涯をかけてパイオニア的な研究を貫いたことを称え、「インディアナ大学は、エリノア・オストラムの他界によって、なにものにも代えがたい存在を失った」と述べた。 オス