モノリスソフト×任天堂の新作『DISASTER DAY OF CRISIS』ですが、まずは制作の経緯をお聞かせください。 Wii発売の約1年前、2006年のはじめごろに、私の上司とモノリスソフトの杉浦社長の間で「Wiiの発売に向けてデカイことをやりましょう」と話がまとまったんです。これまで、モノリスソフトさんはRPGを主に手掛けられていて、映像制作を非常に得意としているから、それを活かしたものを作りたいということになりました。その結果、モノリスソフトさんからいただいた企画が、自然現象を扱ったアメリカ映画的なアクションゲーム。それを聞いた瞬間にこれは面白くなるぞと、ピンときました。ただ内容も濃くて、これが本当にわずか9ヶ月でできるのかと思ったのですが、モノリスソフトさんは「できる」とおっしゃるので開発がスタートしました。ところが…結果的にはもう、「開発自体が“ディザスター”」でした(笑)。