まとめ さて、Intel SSD 320、ちょうど前世代に当たるIntel X25-M(G2)比で、カタログスペックでは相当に優位な数字が示されていたのだが、こうして実際に試してみると、実はランダム性能が微妙に劣っていることがわかる。まぁ、そのランダムでも極端に遅くなっているわけではなく、シーケンシャルの書き込み速度などは別次元の性能を獲得するに至っているので、総合的に見ればIntel X25-Mの後継シリーズとしては及第点といったところだろう。 ただ、Intel SSD 510と見比べていただけると分かりやすいが、インタフェースがSATA II 3Gb/s止まりであることや、あわせて読み込み速度が300MB/s未満というのは、最近の市場に出回っている一線級のSSDと比べると、ハイエンド向けではなく、メインストリーム向けというターゲットの違いと言ってしまえばそれまでだが、やはり少々の物足り