相模原市立相原中学校(相模原市緑区、松本雅之校長)柔道部の部員3人が、部活動に協力する地域の柔道場の男性館長から、練習の際に平手打ちなどの暴力を受けたと訴えていることが20日、市教委への取材でわかった。 市教委は「不適切な行為。今後一切ないようにしてもらいたい」と館長に改善を求めた。 相原中柔道部は強豪として全国に知られる。学校などによると、部員23人全員がこの道場に所属し、うち22人が道場の寮に住み込んで練習している。 館長は取材に「試合前や練習中に気合を入れる意味で背中や尻を軽くたたくことはあるが、決して体罰ではない」と暴力を否定している。 館長ら道場の2人は学校の「外部指導者」として登録され、校内での指導はしないが、部員の強化に協力し、対外試合にはヘッドコーチとコーチとして同行している。