フランス・パリのルーヴル美術館で29日、レオナルド・ダ・ヴィンチの名作「モナ・リザ」に向かって、車椅子に乗り高齢女性を装った男性がケーキを投げつけた。
「生きものが苦しむところを観察したい」という残虐な欲望が、子どもの頃にあった。と書くと不穏だが、人間や身近な動物は厭で、あまり大きくなくて自分の好きではない生きもの、たとえば虫なら、平気でもがき苦しむところを見ることができた、というわりとよくある話。 蜘蛛や蛾を捕まえてボンド漬けにしてみたり、小さな羽虫の羽や触覚や脚を少しずつ毟って、飛べなくしたり歩けなくしたりする。体の自由を奪われ弱った虫が、断末魔の痙攣じみた動きをする。気持ち悪さと面白さ、不快と快の混じった何とも言えない感覚。 その、少しぞくぞくするような気分を思い出してみると、明らかに性的なものへの関心が底にあったと思う。子どもの頃のまだあまりはっきりと自覚されない性欲が、「生きものが苦しむところを観察したい」という欲望に置き換わっていたようだ。 「残酷さや暴力への欲求と性的欲望が結び付いている」と明確に感じるきっかけになったのは、
「もしも子どもたちの絵を写実的に仕上げたらどうなるんだろう?」という1つの疑問から始まったプロジェクトが「The Monster Engine」です。 Dave Devries' The Monster Engine - A Journey Into Children's Imaginations http://www.themonsterengine.com/ デイブ・デブリーズさんは、姪であるジェシカさんの絵を見たときに「これにエフェクトをつけたらどうだろう?」と思いました。かつてマーベルやDCコミックスで連載していたアメコミのようなカートゥーンイラストを描いていたデブリーズさんは、それと同じ技法をジェシカさんの絵にも使えるのではないか、と思いついたわけです。 そうして始まったプロジェクトにより、48ページの本が作られました。まず子どもの絵を掲載し、続いてデブリーズさんが仕上げた絵を掲
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