ニュース スパコン「京」、多くの成果残し30日にシャットダウン 後継機「富岳」に引き継ぐ 2019.08.28 理化学研究所(理研)のスーパーコンピューター(スパコン)「京(けい)」が多くの研究機関などとの共用運用を終えて30日にシャットダウンする。日本を代表するスパコンとして7年近くにわたって数多くの成果を上げてきた「京」はその役目を2021年ごろに運用開始を予定する後継機「富岳(ふがく)」に引き継ぐ。 京の開発計画は政府が主導して2006年に始まった。約1110億円をかけて理研と富士通が共同で開発を進めて2012年9月に共用運用を開始した。毎秒1京回(京は兆の1万倍)計算できる能力を持つ。国内外の大学や公的研究機関や企業などに活用され、地球環境や防災、生命科学、医学・医療といった分野の公的研究ばかりでなく、数多くの企業の開発研究に貢献した。既に今月16日に研究機関や企業による共用運用を
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