watabohさんの石ノ森章太郎『サイボーグ009 6 誕生編 part 2 (秋田文庫 5-6)』についてのレビュー:加速装置で洗脳...
作品紹介・あらすじ 佑河樹里は失業中の28歳。家では父・貴文と兄・翼、じいさん三代のダメ男がヒマを持て余している。ある日、甥・真が翼とともに誘拐される。身の代金を渡す期限に間に合わなくなった時、じいさんは佑河家に代々伝わるという「止界術」を使い、世界を“止めた”。 だがあり得ないことに、救出に向かった先で樹里たちは自分たちの以外の“動く”人間に襲撃される。そしてパニックの中、異形の存在「管理人」が現れ、襲撃者の一人の頭を捻り潰した。 謎の宗教団体・真純実愛会にさらわれた家族を救うため、樹里たちは祖父がひた隠しにしてきた術を使い森羅万象が止まった世界「止界」に飛び込む。 だが、誘拐犯たちのアジトに乗り込んだ樹里たちは、自分たちと同じく、止界の中で動ける者たちに遭遇する。 異形のモノが跋扈する世界を抜けて、元の日常に戻れるのか?
待望の奇面館は実にストレートな本格でした。仮面、謎の会合、吹雪の山荘……など山荘ミステリのテイストを伏線らしく着実に使いながら、見事に騙してくれる。当初の予定より分厚くなっておりますが、ネタがわかるととても丁寧に書き仕上げた結果、という感じがします。それでも騙されてしまうのですが、綾辻さん、優し過ぎるぐらい丁寧です。 私はいつも「ああこれはこういう伏線かな」と想像するものの推理はまったくど素人で、見事に騙し伏線にハメられ、あーあーやれたよーという、気持ちの良い悔しさを味わいました。 毎度お楽しみである館の構造は、今回とても納得。ああなるほど、図面を見て何度も頷いてしまいました。館シリーズならではの楽しみですね。 また終盤で語られる犯人の生い立ちというか、ここに至った経緯は、綾辻さん風味が出ていて美しい締まり具合。 <本格ミステリの庭>で遊ばせてもらえました、大変満足です。
多くの作品が最終回を迎えていた。 また次の新連載に期待したい。 ついていけるようなマンガがいいな。 『しょんぼり温泉』『月華美刃』は好きだったのに、ちょっと残念。 『To LOVEる ダークネス』はえっちぃな。
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