大阪市東住吉区に住民登録がある女児(6)が、数年前から行方不明になっていることが、捜査関係者への取材でわかった。大阪府警が女児の母親から任意で事情を聴いたところ、「出産した病院を退院し、帰宅する途中で死んだ。遺体は愛知県内の海岸に捨てた」と話したという。府警は、母親の説明内容を精査し、女児の行方を捜す方針。 府警は9日、女児の子ども手当を不正に受け取ったとする詐欺容疑で両親を逮捕した。女児を養育している実態がないと判断したとみられる。府警は女児が行方不明になった経緯などについても詳しく事情を聴くという。 捜査関係者によると、女児は2006年、大阪市浪速区の病院で誕生。住民票の記載では、両親とともに東住吉区内で暮らしているとされる。しかし、女児が小学校の就学時健康診断を受けなかったり、就学通知への回答がなかったりしたことから、大阪市が7日、府警に相談し、発覚したという。 続きを読むこの記