最近,とあるテレビ番組で林修先生のお話を観る機会がありました。 分かる人は説明しなくても分かると思いますが,林先生は東進ハイスクールの講師(現代文担当)で,「いつやるか? 今でしょ!」というキャッチフレーズで人気を集めています。林先生は,「予備校講師は自転車で言えば補助輪の役割しか果たしておらず,実際に自転車を漕ぐのは生徒本人である。(志望大学に合格した生徒は)予備校という恵まれた環境で勉強をさせてもらった父母・保護者へ感謝すべきであり,講師への感謝は不要である」という考えを持っておられるそうですが,これは傲慢な法科大学院の教授達に是非聴かせてやりたい台詞ですね。 それはともかく,黒猫が観た番組では,林先生は要旨このようなことを話しておられました。 「僕,ウサギとカメの話って,実は信じてなかったんですよ。いくらカメがこつこつ進もうと,ウサギが本気を出せばあっという間に追い抜けるだろうと思っ