http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/531513/ そんななかで、「ポル・ポト派の革命は虐殺や殺戮はない」と報道していたメディアがおそらく全世界の大手でも唯一つ、存在しました。わが朝日新聞です。 ポル・ポト派の革命は「アジア的な優しさ」があり、「粛清の危険は少ない」というのでした。現実にはカンボジア国民全体の5分の1にもあたる170万という男女が殺されていたのです。 朝日新聞記者で、その後、テレビ朝日の「ニュースステーション」のコメンテイターもしていた和田俊氏がクメールルージュの行動予測について結果的に大ポカをやったのは有名な話で、しばしば保守系のメディアにいびられているネタである。 ただし古森氏が挙げている記事はクメールルージュの首都入城直後に書かれており、この時点で欧米メディアを含めて、クメールルージュの犯罪性を指摘した記事は出回っていなかったよう。