会議は資料やデータを用いない。自分の頭と体があれば充分毎週火曜日の朝にTOYOTAの本社で行われている会議。TOYOTAグループ33万人のトップに立つ豊田章男社長をはじめ、副社長クラスが顔を揃える会議の鉄則は「資料を持ち込まない」こと。これを認めると、部下に資料作成をさせる時間が発生して、それはムダな時間になるという。 上司への報告のための時間なんて、会社を何も前に進めている事にもならないからだ。にもかかわらず、一般的には非常に多くの時間を使っているのが大企業だ。 そもそもデータを集めて資料を作る時間がムダ資料やデータの不要性を説いているのは、TOYOTA社に限った話ではありません。FacebookのCOOであるシェリル・サンドバーグ氏、Amazonのベソス氏なども、パワーポイントなどの資料に頼らない「人間力」の重要性について言及しています。 例えて言うならば、演奏も照明も何もない場所で歌