ソーシャルネットワークサービス(SNS)の交流サイトを削除したとして、大阪府警は16日、東京都立の特別支援学校教諭の男(44)=東京都中野区=を電子計算機損壊等業務妨害の疑いで書類送検し、発表した。「サイトの仲間が集まるオフ会から自分を外していたことに腹が立った」と供述しているという。 サイバー犯罪対策課によると、教諭は昨年12月13日、自宅のパソコンからSNS作製サイトの管理画面に侵入。「長ラン」や「短ラン」などと呼ばれる特殊な学生服の愛好家約40人が参加する交流サイトを削除し、SNS管理者の業務を妨害した疑いがある。管理者の不備から、当時はだれでも管理画面に入って削除できる状態になっていた。