博士課程に進学し、研究と社会との接続をより意識するようになりました。修士研究では自分の興味関心に赴くままに好きなことを好きなようにやらせてもらいましたが、博士課程に進学してからは、修士論文をどの学会に投稿するか?論文の宛先は誰なのか?社会的なステークホルダーは誰なのか?研究者としてどのような形で社会に価値を生み出せるのか?そんな問いを意識し、実践と研究を戦略的に連携させながら活動をするようにしています。 その方法論自体を学ぶために「研究者の仕事術」というインタビューメディアを昨年の秋に立ち上げ、この活動は僕自身の重要な学習機会になっています。また、そこで学んだ視点を参考にしながら、今年の1月にはワークショップ実践者を対象にした、ワークショップの方法論の公開研究会「Ba Design Lab」も立ち上げ、現場の実践者同士のつながりをつくり、そこから研究のヒントを見つけ、さらに研究知見を現場