2011年5月31日、この日の朝まで降り続けた雨により、福島第一原発の施設に溜まっていた放射性汚染水の水位上昇が止まらない。3号機のトレンチでは地表まで30cmというところまで水位が上昇。また、1号機の原子炉建屋地下では24時間で37.6cmと前日の倍以上に水位を上げている。東京電力では雨水流入のため増加した放射性汚染水の保管場所確保へ対策を検討している。 (参照:福島第一原発事故-雨で放射線汚染水水位上昇-作業が一部中断、放射線汚染水の流出監視強化へ) image from 東京電力 福島第一原発では、原子炉の冷却のための外部からの注水による冷却を続けている。これだけでも自然に放射性汚染水は増えていく。更に31日朝まで降り続けた雨による影響で更に、放射性汚染水は増加。原発各所の施設では、放射性汚染水の水位上昇が止まらなくなっている。 31日午前の東京電力の発表では、30日に発表となった水