『エル・クラン』 (C)2014 Capital Intelectual S.A. / MATANZA CINE / EL DESEO <アルゼンチンが軍事独裁から民主制へと移行していく80年代前半、誘拐事件を繰り返し、身代金で裕福な生活をおくっていた家族の信じがたい実話> 80年代前半、誘拐によって豊かな生活をしてたいた家族の実話 ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞に輝いたアルゼンチンの異才パブロ・トラペロ監督の『エル・クラン』は、普通の中流に見えた家族が、実は誘拐・殺人によって豊かな生活を維持していたという信じがたい実話に基づいている。 物語は、アルゼンチンが軍事独裁から民主制へと移行していく80年代前半を背景にしている。軍事政権の時代に国家情報局で働いていたアルキメデス・プッチオは、そんな社会の変化を受け入れようとはせず、家族を巻き込み、軍事政権がやってきたことを金目当てに繰り返していく
![誘拐事件を繰り返し裕福な生活をしていた、アルゼンチン家族の闇](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/42e61bc503b6089dfd212129a288d0c40beb1fff/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2Fooba%2Fassets_c%2F2016%2F08%2Fel-clan1-thumb-720x432-97552.jpg)