流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」は経営改革の一環として、業績が低迷している大阪府にある「西武八尾店」と茨城県にある「西武筑波店」を今年度中にも閉鎖する方針を固めました。 傘下にある「そごう・西武」のデパートのうち、大阪府八尾市の「西武八尾店」と茨城県つくば市の「西武筑波店」を今年度中にも閉鎖する方針を固めました。 2つの店舗ともに正社員についてはほかの店舗に配置転換する一方、パート社員の一部は契約を更新しない方向で検討しています。 「西武八尾店」は昭和56年に、「西武筑波店」は昭和60年に、それぞれ地域の中核的な商業施設としてオープンしましたが、ショッピングモールや衣料品の専門店などに顧客を奪われて業績の低迷が続いていました。 デパート業界では、多くの外国人旅行者が訪れる大都市圏の店舗では比較的業績が好調なものの、地方では業績低迷が続いています。 また、「セブン&アイ・ホールデ